前回記事「2人目」は当たり前?忘れてはいけないたった一つのことの続編。今回は、2歳半の娘がいる中での妻の妊娠期の様子と、その隣で夫の私が感じていたことをマトメてみました。同じように「上の子」がいる中で妊娠生活を過ごすパパたちの参考になれば幸いです。

ついに「悪阻(つわり)」がはじまった…

甘えたい盛りの2歳半の娘がいる中で、妻も私も若干不安を感じながらはじまった妊娠生活。

テレビドラマでみるような、「いきなり口を押えてトイレに行って、うえーーー!」ということは無かったものの、7周目に差し掛かる頃には、予想通り?に悪阻もスタート。顔色が悪くなったかと思うと「うえっぷ」と唾を飲みこむしぐさが増え、15周目くらいまで「吐き気」との戦いが続きました。

こんな時に見ているだけしかできない私…。

それというのも、「キツイ時はなるべく触らないで」というのが妻の気持ちだったんですよね。もちろん、中には「背中をさすってほしい」という方もいるでしょうから一概には言えませんが!とにかく、体調の辛さを変わってあげられないことへのもどかしさだけはずっとありました。

食べられない…体力も無い…眠い…

そんな中でも、少しずつお腹は膨らんでいき、順調に育まれていく二人目の命。つら〜い悪阻もようやく落ち着いた!?かと思いきや、「症状が変わっただけ」で相変わらずいろんなもの・ことが妻の体調に影響を与えていました。

その一つが、「ご飯の匂い」!

あの炊き上がった時の美味しいご飯の匂いが、どうにも気持ち悪くなってしまうようで。自分一人だけであれば、ご飯を炊かずに別なメニューで食事を済ませることもできますが、「上の子」の毎日の食事の準備を考えると、主食のごはんを炊かない日はないわけで。そんなちょっとしたことも含めて、辛かっただろうと思います。

 何より、妻が食事の量が減っていくのが心配でした。

匂いに敏感になることで食事の好みが変わることがあるというのは知っていましたが、実際に食べ物のバランスだけでなく摂取量が変化する中で、妻の体力が少しずつ低下していくのを感じたからです。横になって休むことが増え、娘の寝かせ付けの際にも、そのまま一緒に「寝落ち」することが増えていった妻。食べられない…体力もない…眠い…のスパイラルに陥っていきました。

夫として父としてできること

こうした状況下で夫として父として何ができるのか?

まずは日頃の家事と上の子のお世話は「今まで以上に率先してやったほうが良いこと」だと思います。

何せ、遊びたい盛りのパワフルな2歳半の娘を育てる中での妊娠。上の子のペースに合わせて遊んだり抱っこしたりするだけでも、相当な労力を使うことになります。その上、毎日の家事が重なってくるわけですから大変さはMAX!ですよね。まして、うちの妻とは共働きなので、そこから帰宅して家事に育児に一人でフル稼働というのは無理な話です。夫の自分が「仕事で疲れた」などと言える筋合いはないと感じました。

 …にも関わらず、この時期の娘はママにべったり!

「パパ、いや!ママがいい!」というのが口癖で、育児負担についてはどうにもならない時期もありました。もうすぐお姉ちゃんになるということをどこかで察していたのかもしれませんが、これには私も妻も苦戦しました。

特に、「それはパパでお願いね」「ごめん、今はキツくて遊べん」と娘に頼む妻の姿が印象に残っています。子どもの気持ちに応えてあげられないことを申し訳なく思っていたのでしょう。そういう妻の気持ちと、「なんで?どうして?」と困惑する娘の気持ちに寄り添っていくことも、夫として父親としての役目のように感じました。

そしていよいよ4人家族へ

私自身、どれだけ妻の妊娠に寄り添って立ち回れていたかは不明です。

実際には、悪阻で大変な時期にも土日に家を空けることも多く、帰ってくるとツーンとした刺さるような雰囲気が漂っていたこともありましたから。。。これを書きながらも、あの頃は家事に育児に大変な負担をかけてしまっていたな…と反省しかありません。

それでも、妻の頑張りのおかげで幸い私たち夫婦はどうにかこうにか日々を乗り越え、来月に出産を控えるところまできました。妻のお腹もズッシリと大きくなり、体を動かす時には「…っよいっしょ!」と言う声が聞こえてきそうな状況です。

 

今私は、なるべく娘との遊びやお風呂をメインに、そして家事も時間がある限り取り組むようにしています。まだまだ、出産や里帰りに向けての細かな準備や、名前を決めることなど…やることはたくさん思い当たりますが、家族全員で日々を頑張っているところです。

 「赤ちゃんいつ産まれると?」という娘の呼びかけが力になっている今日この頃。お姉ちゃんになる心の準備ができてきたのでしょう。年末年始を過ぎたら、いよいよ新たな命の誕生です!!私も、二児の父になれることへの喜びと妻への感謝を胸に、準備をしっかり進めていこうと思います。

 

つづく…

過去の記事

おせっかい隊:矢野 浩樹(やのひろき)

久留米大学卒業後、独学にて保育士資格を取得。学童保育、保育所、子育て支援など子どもに関わる仕事を経験。現在も子どもや家族、青年達の支援や活動をメインとしている。

また「完璧な親なんていない!」NPファシリテーターとして子育て中のお母さん達に向けての子育て講座や多方面に渡り活躍中。西日本新聞ネット版「FanFunFUKUOKA」にて毎週コラムを発信中!プライベートでは14年1月に待望の愛娘が生まれ、奥さんと一緒に日々子育てに奮闘中!!